リリースハイライト


Suite全体にAI機能搭載

AIを搭載したNetSuite Narrative Reportingは、財務データおよびトランザクション・データからナラティブおよび説明を作成でき、レポート作成の労力を大幅に削減します。SuiteAnswersは、AIを活用したNetSuiteエキスパートを利用してヘルプおよびサポートコンテンツを検索してから、NetSuite関連の質問に対して簡潔な回答を作成することができ、複数のドキュメントを調べる必要がなくなりました。NetSuiteプロンプトスタジオは、管理者がテキストエンハンス プロンプトを特定のレコードおよびフィールド用に調整できるようにすることで、AI生成のコンテンツの品質を改善します。SuiteScript生成AI APIを使用して、AIを活用した新しいNetSuiteの拡張機能およびカスタマイゼーションを迅速に開発しています。

財務エクセレンスおよびオペレーショナル・エクセレンス

NetSuite SuiteProcurement (現在、カナダおよび米国のみ使用可能)は、商品とサービスを間接的に購入するための効率的で透明性の高い方法を提供します。これによって、バイヤーはサプライヤーのオンライン・ストアにNetSuiteからアクセスして購入でき、購入申請書の作成、承認のルーティング、発注書の生成および仕入先への送信が自動的に行われます。AIを活用したNetSuite Bill Captureの機能改善により、スキャンした支払請求書の精度および制御を向上させ、英国およびオーストラリアで使用できるようになりました。NetSuite Field Service Managementへの機能改善により、技術者はモバイル・アプリからのワンクリックで複数のドキュメントおよび写真をアップロードできるようになりました。

顧客および従業員のエンゲージメント

新しいNetSuite Connectorは、NetSuiteとSalesforce、Shopify B2Bサイト、Microsoft Outlookとのデータの同期を自動的に行い、NetSuiteがデータの真の単一ソースとして機能するようにし、手動のデータ入力を排除します。NetSuite Customer 360には、顧客のステータス、関係履歴および最近のトランザクションとアクティビティに関する情報を迅速に把握できる新しい機能、チャート、および指標が多く入っており、AIを活用した新しいアイテム推奨ポートレットが含まれています。よく使われる倉庫管理システムの専用ロールに加え、NetSuiteの特定のレコード、レポートおよびタスクにのみアクセスする必要がある従業員に対して、CRM、表示および承認の新しいロールがあります。

リリースプロセス


新機能は、すべてのNetSuiteアカウントに1年に2回自動的にリリースされます — そのほとんどが無料です。更新プロセスがどのように機能するかを確認してください。

リソース

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リリースノート

リリースにどのような機能があるか、それらがどのように機能するのかを理解するために最も役に立つガイドです。

NetSuite 2025.1のリリースノート(新しいタブで開きます)
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リリースプレビューガイド

サンプルのテスト計画テンプレートを含むリリースプレビューテストアカウントを最大限に活用するために役立つガイドです。

リリースプレビューガイド(新しいタブで開きます)
(NetSuiteのログインが必要です)
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新機能概要ウェビナー

このリリースの新機能について学習します。

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リリースに対する準備のためのウェビナー

このウェビナーでは、アカウント更新の準備の仕方についての概要をご説明します。

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機能の概要


Suite全体にAI機能搭載

  • NetSuite Enterprise Performance Management (EPM)の一部であるNetSuite Narrative Reportingモジュールで、生成AIを使用して、財務データおよびトランザクションデータから、傾向、差異および時間ベースの比較に対する洞察などを含む、詳細なナラティブや簡易的な説明の下書きを作成できるようになりました。
  • SuiteAnswersナレッジセンターでは、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)の検索拡張生成(RAG)機能を使用する、AIを活用したNetSuiteエキスパートを利用してヘルプおよびサポートコンテンツを検索し、NetSuite関連の質問に対する簡潔な回答を作成できるようになり、複数のドキュメントを調べる必要がなくなりました。
  • Oracle Analytics AIアシスタントを使用するNetSuite Analytics Warehouseの新しいAIアシスタントは、会話形式のリクエストに基づいてチャートやその他のデータビジュアライゼーションを生成できます。生成AIを活用する新機能には、ワンクリックで、多様で高度な洞察のためにデータをスライスしたビジュアライゼーションのコレクションを自動生成する自動洞察、およびたとえば、ビジネスの主導権、状況の洞察および重要なデータの異常を示すテストの説明やビジュアライゼーションを提供することで、顧客の支払が遅延する傾向の根本原因などをより深く掘り下げて、これらの結果を基に説明の生成ができる機能が含まれます。
  • 開発者は、SuiteScript生成AI APIを使用して、NetSuiteの拡張機能およびカスタマイゼーションに生成AI機能を追加できます。
  • 管理者は、NetSuiteプロンプトスタジオを使用して、デフォルトのテキストエンハンスのアクションをニーズに合せて調整できます。
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スマート財務

  • NetSuite 2025.1では、間接調達ソリューションである、NetSuite SuiteProcurementが導入されました。これは、承認プロセスを自動化し、ドキュメントを電子化して管理することで正確性と効率を高め、業務用備品購入の経過観察と管理を支援するものです。
  • NetSuite Bill Captureに対する機能改善により、請求書のスキャンソリューションにおける管理と可視性が向上しました。
  • NetSuiteの新しい金融アグリゲータとの提携により、米国およびカナダでBank Feeds SuiteAppを介した14,000を超える金融機関への接続が可能です。また、700を超える銀行へのOpen Authorization (OAuth)接続も提供しており、再認証の頻度を減らしながら安定し安全な接続を可能にしています。
  • NetSuite Cash 360(新しいタブで開きます)では、割賦の金額と期日を取り込んで、顧客への請求書と仕入先からの請求書からの資金インフローとアウトフローをより正確に予測できるようになりました。
  • NetSuite SuiteBillingのいくつかの新機能は、登録管理プロセスをビジネスのニーズにさらに適切に合せることに役立ちます。
  • NetSuite SuitePeople Workforce Managementに、非準拠の食事や休憩に対する賃金の管理に役立つ、新しい地域ベースの上書きオプションが用意されています。
  • 給与管理担当者は、従業員から依頼されたときにW2に手動でアクセスして送信する必要がなくなります。その代わり、最新バージョンのNetSuite SuitePeople給与管理では、必要な場合は従業員が自分で、従業員センターからデジタルW2フォームにアクセスできるようになりました。

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オペレーショナルエクセレンス

  • NetSuiteとサードパーティアプリケーションの間でデータをマッピングする3つの新しいNetSuite Connector が使用可能であり、大量の手動でのデータ入力、バッチアップロード、それに伴うエラーや遅延が削減されます。新しいコネクターには、Salesforce、Shopify B2BおよびMicrosoft Outlook用のNetSuite Connectorがあります。
  • フィールド技術者およびマネージャーに対する可視性および効率の強化を目的としたNetSuite Field Service Managementの新機能には、取得した各ジョブの開始および終了時間に基づく時間請求の自動作成、および技術者がファイルをモバイル・アプリに一度に1つずつではなく一括アップロードする機能が含まれます。
  • 専門ユーザー・ロールにより、特定の製品機能への限定されたアクセスのみを必要とするユーザータイプの管理が簡単になり、コストを低く抑えられます。よく使われる倉庫管理システムの専用ロールに加え、NetSuiteの特定のレコード、レポートおよびタスクにのみアクセスする必要がある従業員に対して、CRM、表示および承認の新しいロールがあります。
  • 新しいNetSuite Auto Serial Numbering SuiteAppは、シリアル番号の生成を自動化して製造業者のトレーサビリティーを高め、在庫管理を簡略化し、手作業のエラーを減らします。
  • 新しいNetSuite Manufacturing Scheduler SuiteAppは、計画者がオペレーションの期間、依存関係のシーケンス、ワークセンター独自の作業カレンダーなどの制約を考慮しながら複数のワークセンターにわたって生産を割り当てるために役立ちます。
  • NetSuite Ship Centralの新機能には、定額料金、ディスカウント額およびマークアップ額をリアルタイムの配送料に適用する機能、注文の作成中に配送料を比較する機能、重量計の使用中にパレット重量を取得する機能が含まれています。

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プラットフォーム開発の簡易化

  • SuiteCloudの開発者はSuiteScriptバージョン2.1のAPIを使用して、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)生成AIサービスを活用した大規模言語モデル(LLM)にアクセスできます。SuiteScriptn/llmと呼ばれるモジュールを使用して、開発者は生成AIモデルをNetSuiteのカスタマイズやSuiteAppに統合できます。
  • プロンプトスタジオによって、NetSuiteテキストエンハンスの機能が拡張され、スイート全体で簡単に、テキストベースのコンテンツを作成し、書式設定できるようになりました。開発者はプロンプトスタジオを使用して、AIを活用したカスタム・アクションを定義し、広範囲のコンテンツ・タイプを生成および作成できます。
  • このリリースの新しいコード・サンプルは、生成AI API (n/llm)モジュール、シングル・ページ・アプリケーション(SPA)およびいくつかのソース・コード例を含みます。

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このリリースの準備にNetSuiteがどのように役立つかを
ご説明します。

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