2013年に創業されたGA technologiesは、テクノロジーを活用し 不動産業の在り方に一考を与える取り組みを行ってきました。同社は、不動産売買や賃貸(管理)を加速させる各種のオンラインサービスを有する不動産デジタルプラットフォームの提供によって、エンドトゥーエンドの不動産ソリューションを提供しています。これにより、従来の業界の仕組みに風穴を開けるきっかけになっているといいます。

現代においても、競合の不動産事業者の多くが、未だ電話や対面での接客に依存している一方で、GA technologiesでは、不動産取引におけるほとんどのコミュニケーションのデジタル化(オンライン化)を実現しています。

「新型コロナ感染拡大による外出自粛以降、私たちのサービスへのニーズは従来比の120%と、増加しています。過去に当社のサービスには興味を示していなかった層がオンラインへ流れて当社のサービスに興味を持ち始めていると感じています」

(GA technologies チーフマーケティングオフィサー田吹 洋 氏)

田吹氏は、サービスの需要が増加する中で、同社のWebsiteへの流入だけでなくサイト滞在時間の増加といったユーザー行動の変容も見られると言います。

「多くの方が在宅への移行や外出の自粛を余儀なくされることへの影響か、オンラインによるやり取りの反応が高まっています。またオンラインに移行することで動きも早くなっています。」(田吹氏)



家で安全を確保しながら

GA technologiesは新たに開始した『3D内覧コンテンツ』機能も好評を得ているといいます。兼ねてよりオンライン事業拡大の一環として進めていた同サービスは、2月にリリースしたばかり。物件の購入希望者や賃貸検討者だけでなく、物件を所有している売り手にとっても自分の物件をこのような3D画像で内覧できるように訴求したいと行ったニーズも増えています。

「3D内覧コンテンツサービスは、対象物件を360°の立体画像で見せることにより、検討者の方が自宅にいながらにして、物件の具体的なイメージを掴むことを可能にします。」(GA technologies プロジェクトマネージャー 福島晨氏)

奇しくも、外出自粛要請が出ている現状に合致したと言えます。

「本サービスを利用することにより、ユーザーの方は安全かつ効率的に物件を見ることが可能です。平面ではなく、360°の立体イメージを見ることで、購入や賃貸を検討している物件の具体的なイメージを掴みやすくすると考えています」

(福島氏)


オンラインモデルハウス

同社の3D内覧コンテンツサービスに対する市場の評判は上々だといいます。その理由の一つが、同サービスで物件の内寸を正確に把握できることだと同社は考えています。寸法がわかれば引っ越し前に家具を手配することができ、引っ越し直後から快適な生活を始めることも可能です。限られたスペースを活用するといった観点でも非常に有用と言えるかも知れません。

「例えば、地方から都内に引っ越すといったケースでは、物件の内見をすることすら難しいケースもありますが、オンラインで寸法を知ることができれば、そうした方々も引っ越し直後に家具や家電が揃った状態で新たな生活を始めることができます。」(福島氏)

こうしたユーザーに向けた取り組みは、社内にもメリットをもたらしています。とりわけ顧客に向き合う営業担当者に好評であるといいます。

「物件選びは大きな決断です。特にモダンスタンダード (同社グループ企業)の扱う高級賃貸では、尚更です。そうした意思決定をするにあたって情報は欠かせません。同様に、情報を提供する側や貸す側にとってもこうしたツールがあることで情報の提供がスムースになり、不動産賃貸のサイクルの効率化につながっているという反応をもらっています。」(福島氏)

同サービスのローンチ以降、ユーザーのサイト滞在率が最大で4倍になるなど、反応はデータだけでなく、サイトの動きにも現れています。


革新に向けて

同社は、将来に向けた取り組みとして、取り扱い物件に幅広く本サービスを適用していきたいと話します。また、オンライン化により蓄積されたデータを分析しサービスに活用していきたいとも語ります。

「GA technologiesは、サービスを開発し改善を重ねることで顧客体験をよりよいものにしていきたいと考えています。オンラインにおいては、ユーザーの興味関心がデータ化され見ることができます。例えば、どういった広告に興味を持ったか、サイトのどこで離脱したかといった事を見ることでユーザー心理を理解し、より高度で好ましい顧客体験を作ることが可能です。」(田吹氏)

GA technologiesの3D内覧コンテンツサービスに関する情報はこちらからご覧いただけます。